第2チャクラは、へその下、女性でいうと丁度子宮の位置にあるエネルギースポットです。
第2チャクラが閉じすぎていたり、開きすぎていると、エネルギーが充分にの循環しなくなり、肉体的には泌尿器や生殖器の働きに不調が生じます。
精神的には、感情や創造性が失われたり、性的な行為を避けたり、逆に奔放になったりします。
この第2チャクラが傷付いている人が、とても多いと言われています。
第2チャクラの成長
第2チャクラは14歳迄の幼少期から思春期に形成されていきます。
「3つ子の魂100までも」ということわざがあるように、子供の頃の体験は後々の人生にまで大きく影響していきます。
母親との関係
赤ちゃんは一人では何も出来ないため、泣いて自分の欲求を知らせます。そして母親や周囲の大人達を自分の手足のように動かしているのですが、3歳頃まではまだ、母親のお腹の中にいたという「一体感」を持っています。
赤ちゃんの時のような万能感がまだ残っており、自分の思い通りに周囲を動かそうとしたり、母親(又は母親のような存在)に依存しがちです。
また、生活の中で「どうしたら良いか」「どちらを選べばよいか」といった選択は、母親から発せられる言葉や表情にも意識を向けて、自分がどちらに進むべきかを探っている所です。
ですから、自分が「欲しい!」と思って選んだものでも、母親に「そんな物のどこが良いの?こっちにしなさい」と言われてしまうと、自分が間違えていたと考えてしまいます。この頃に母親からのコントロールがあると、母親の顔色を伺う子供になってしまいます。
実は、母親も自分の子供を無意識に「自分自身の延長」として見てしまっています。
そのため「どうしてこの子は、私が思う通りにやらないんだろう?」「どうして私と同じように考えないんだろう?」と、自分と違うタイプの子に対しても、違いを認めるよりも自分に合わせようとしてしまいます。
また、子供の失敗や悲しみを自分のこととして捉えてしまい「我が子が失敗しないように」「悲しい想いをしないように」と先回りをして、子供の経験を奪ってしまうことがあります。
このように幼少期は母子の繋がりが強いのですが、母親の状態が、子供の第2チャクラの成長を妨げていることがあります。
社会や教育の影響
昨今では、社会的に多様化の動きが加速しており、教育現場でも個性を重視した多様化の対応がなされるようになってきました。
ですが、他国に比べ、日本人はまだまだ「右に倣え」の意識が強いように思います。
そして、周囲と同じではない事が「悪いこと」のように扱われ、いじめや差別の対象となることも、まだまだ耳にします。
長年そのような教育を受けてきた人からすると、「多様化」と言われても直ぐに気持ちを切り替えられないのでしょう。
社会の風潮が母親や教育現場に影響し、その影響から第2チャクラの「私らしさ」の成長が妨げられることもあります。
チャクラが閉じるとどうなる?
チャクラが閉じているとは、チャクラの回転が遅く、生命エネルギーが不足している状態です。
第2チャクラが閉じている人は心身がどんな状態になるのか、特徴を見ていきたいと思います。
第2チャクラが閉じている人の特徴
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当てはまる項目はありますか?
これらは全て第2チャクラが閉じているために起きる現象です。ですから、第2チャクラを開く(活性させる)と無くなります。
以前の私は10項目当てはまっていますが、現在の私が該当するのは2項目です。
第2チャクラが整うことで、身体的には子宮周りのトラブルが無くなり、精神的には神経症が改善し、依存心や不安感も無くなりました。
上記の現象は、人の性格や体質ではなく、チャクラの乱れが影響していたのだということを知って欲しいと思います。
第2チャクラが閉じる原因
第2チャクラが閉じてしまう原因の主なものを見ていきたいと思います。
これには個人差があり、どの程度の体験でチャクラが閉じるかは、人それぞれ異なります。
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第2チャクラが閉じている人は、母親から受け入れられなかった人、ありのままを許されなかった人です。
そのため、自分自身のありのままも分からなくなり、常に他者からの受け入れや許しを求めています。
いつも自分が周囲に受け入れられるかどうかを心配している。そんな状態です。
また、実際に母親が子供を受け入れているかどうかは関係なく、子供がどう感じたかが作用しているため、子供の性質(感じやすさ)によっても影響度合いが異なります。
私は母親に甘えられず、また母親の意識があまり自分に向いていないと感じていました。
母親は子供に対して淡泊な人でしたが、否定することはなく、ただ単に忙しくて母自身のことで精一杯のように見えました。
チャクラが開きすぎるとどうなる?
チャクラが開きすぎているとは、チャクラの回転が速くエネルギーを余分に取り込み過ぎて、働きが過剰となっている状態です。
開きすぎている人は心身がどんな状態になるのか、特徴を見ていきたいと思います。
第2チャクラが開き過ぎている人の特徴
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当てはまる項目はありますか?
以前の私は6項目当てはまっていますが、現在の私は該当なしです。第2チャクラが整ったことで気持ちも楽になり、自暴自棄な行動が亡くなりました。
チャクラは、閉じ過ぎたと思ったら今度は開き過ぎてしまったりと、両極端に働く場合もあります。そのため、私はどちらの状態も当てはまっていました。
第2チャクラが開きすぎる原因
第2チャクラが開き過ぎてしまう原因の主なものを見ていきたいと思います。
これには個人差があり、どの程度の体験でチャクラが閉じるかは、人それぞれ異なります。
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第2チャクラが開き過ぎている人は、母親から気に掛けて貰えなかった人、愛情を感じられなかった人です。
そのため、常に周囲や好意を持った相手の気を引こうとします。
更にその思いが強くなると、今度は「自分自身を壊してしまいたい」という欲求が高まり、誰かに止めて貰うまで自分を傷付けようとします。
マザー・テレサの言葉に「愛の反対は憎しみではなく、無関心です」というものがあります。
特に、母親から関心を持たれないことは、第2チャクラを深く傷付けます。
第2チャクラの開きすぎは「チャクラが壊れてしまった状態」、そういう意味ではチャクラが閉じてしまったより深刻な状態と言えます。
また、男性性が強い人は第2チャクラが開きすぎ、女性性が強い人は第2チャクラが閉じすぎに傾く傾向があります。
夜のお店に通いつめたり、浮気がやめられない男性は、第2チャクラが開き過ぎているのでしょう。
私の場合、生まれて直ぐに弟が生まれました。また、幼い頃に姉弟が長期で入院しており、母親と離れていた時期がありました。その後も妹が生まれ、私は母親に甘えた記憶がほとんどありません。
子供の頃、母親に相手をしてもらうことや、母と2人の時間を持つことは、とても貴重だったように思います。
第2チャクラのセルフケア
第2チャクラの傷のほとんどは、子供の頃にできたものです。傷からの行動により更に傷付き、傷が幾層にも重なった状態です。
そのため、セルフケアをしても効果を感じるまでに時間が掛かるかも知れません。
けれども、チャクラは自分でケアすることができます。というか… いくら外部から手当てをしてもらっても、自分の意識が変わらなければ、根本の原因は取り除くことができずに不調を繰り返すのです。
ですので、まずは自分自身がチャクラの状態に気付き、幼少期の心の傷が第2チャクラを不調和にさせていると知ることが大事です。
そして、傷ついた心や身体を、誰よりも自分が癒してあげて下さい。
外部からのケアと心のケア、どちらも行うことで、より早く傷が癒されていくと思います。
子宮周りを温める
第2チャクラのエネルギーが乱れている人は、子宮周りや腰がとても冷えています。
半身浴をしたり、お腹や足を冷やさない服を着たり、ホッカイロで温めたり、普段から子宮周りや腰を温めるようにして下さい。
股関節をほぐす
デスクワークをしている人は特に、骨盤内の臓器が上位の臓器によってずっと押しつぶさた状態になっています。
軽い運動やヨガ、ストレッチなどで股関節周りをほぐすことも、第2チャクラの位置を整え、エネルギーをスムーズに通すケアになります。
過去に受けた心の傷を癒す
一番のケアは、原因となっている心の傷を癒してあげることだと思います。
幼少期のショックな出来事は、思い出さないように蓋をしている人もいると思いますが、自分のネガティブ感情を深掘りしていくと必ず辿りつくことができます。
寂しい、悲しい、妬ましい、などの感情が湧いた時、なぜそう感じるのか、自分は相手にどうして貰いたかったのかを考えてみて下さい。
過去にも、そうされなかった自分がいるはずです。そして、なぜそうされなかったのか?まで考えてみて下さい。
パートナーに自分の気持ちを分かって貰えなくて悲しい時 ⇒ 彼にきちんと気持ちが伝わっていないのか、彼の価値観が異なるのか ⇒ 伝わっていなければ、伝え方に問題はないか(幼少期から自分の気持ちを言えない状況がなかったか) ⇒ 価値観が異なるなら、彼の価値観を自分が受け入れられるか(以前から、他者の価値観を認められていたか) |
自分の気持ちを深掘りしてみた後は、自分がして貰いたいことを相手に求めるのではなく、自分自身で満たしてあげて下さいね。
大事にされたい時は、自分を大事にする。
癒されたい時は、自分が癒しを感じることをしてあげる。
許して欲しい時は、自分が自分を許す。
まずは、自らが自分を受け入れてあげることが重要です。
母親もまた傷付いている
あなたの第2チャクラが閉じている、又は開きずぎていて、その原因が母親との関係にあると思う時、一つ知っていて欲しいのは「あなたの母親の第2チャクラも傷付いている」ということ。
母親自身もまた、その母親や周囲の人によって傷付けられ、正しい愛情の向け方が分からないのです。
そのことに気付き、受け入れられたたあなたは、母親より精神的に一回りも二回りも成長していることでしょう。
自分の気持ちを伝える
これは、母親の状況にもよりますが… 可能な人は、幼い頃に言えなかった自分の気持ちを母親に伝えることも、心の傷の癒しに繋がります。
手紙や日記に自分の気持ちを書くだけでも良いでしょう。心の中から出してあげるだけでも癒しになりますし、その時に涙を流せばそれも癒しになります。
自分の中から、外に本音を出せた時、出せた自分をぜひ褒めてあげて下さい。
まとめ
第2チャクラについて、改めて書いてみたのは、ある本を読んで共感する部分があったからです。
河出所書房新社出版 kai×服部みれい著作 『自分を愛する本』
チャクラや魂の見解については私の理解と異なる部分がありましたが、腑に落ちた点を参照・引用しながらこの記事を書きました。
本当に、第2チャクラが傷付いている人は多いと感じます。
そして、セルフケアでも癒していけると思います。チャクラの癒しには様々なアプローチがあります。
ヨガ、瞑想、アロマ、ハーブティー、食べ物、色、パワーストーン、音。
これらを好きで取り組んでいたり、やってみて心地良いと思ったら、続けて実施すると良いでしょう。
人によって、効果があるものは異なると思いますので「必ずやらなければならない」というわけではありません。
けれど必ず必要なのは、自分自身と向き合うことです。ヨガや瞑想をしなくとも、自問自答でも良いのです。
自分の本心が分かるまで、ずっと心に問いかけてみて下さい。
意識が整った後は、チャクラが司る部位の冷えが取れているでしょう。そして、いつの間にか不調を感じなくなります。
痛みが減り、通院も減り、快適に過ごすことが出来るでしょう。
最期まで読んで頂き、ありがとうございます。
音色智進では、チャクラの状態を霊視(パワーストーン・リーディング)で確認し、ケアのアドバイスをすることが出来ます。
ぜひ、健康管理やステップアップにお役立て下さい。
~Shiho~