皆さんは西洋占星術の4つの時代をご存じですか?
西洋占星術は古代の人々が夜空に輝く星を眺め、そこに法則性があるということに気付いて研究し始めた学術です。🌙🌟
「星の配置が地球上で起きている出来事や生物に影響を与えている。」という考えを基に、天体の配置図を描いて意味を解釈していきます。
生年月日を基に星座を特定し、その人の性格や運勢を占う「12星座占い」でも有名ですね。
この西洋占星術では「火・地・風・水」の4つエレメントに属する時代が、220年毎に移り変わっていると言われています。
日本の四季のように4つの時代が一回りする880年を1サイクルとし、大きく時代が動いていきます。
2023年の現在は『風の時代』に突入したばかり🍃
2020年12月22日、木星と土星が最も接近する「グレートコンジャンクション」という状態が起こったこの日を境目に『地の時代』が終わり『風の時代』が始まりました。
ここ数年間で環境も社会も大きく変わり、時代の変化を感じている人も多いと思います。
移り変わって行くこれからの時代をどう過ごすと良いか、まずは、それぞれの時代の星座と特徴から見ていきましょう。
水の時代
星座:蟹座、さそり座、魚座 時期:紀元 600年~800年頃、1400年~1600年頃 歴史:飛鳥時代、室町時代 特徴:女性的な力、好き嫌い、感情、共感力、混沌 |
「水の時代」の特徴は、女性的で精神性を重視する社会です。
また、破壊と創造の時代とも言われており、日本の歴史では約600年頃から始まる飛鳥時代や1400年頃の室町時代にあたります。
飛鳥時代は、初めて女性である推古大王が天皇に即位しました。
聖徳太子が摂政となり遣隋使・遣唐使の派遣による国交や、仏教の布教による国内統一に努めます。
また、1400年代の世界は「大航海時代」が訪れており、コロンブスが新大陸を発見しました。
宣教師達も海を渡り、諸国にキリスト教を布教して回ります。
一方で、その頃の日本は全国の武士団が東西軍に分かれて戦った大乱「応仁の乱」が起きています。
将軍家は衰退し、「戦国時代」が始まります。
正に、破壊と創造 を繰り返す混沌とした時代でした。
火の時代
星座:牡羊座・獅子座・射手座 時期:紀元 800年~1000年頃、1600年~1800年頃 歴史:平安時代、江戸時代 特徴:男性的な力、勝ち負け、情熱、生命力、向上心 |
「火の時代」の特徴は、男性的な強い権力が支配する社会です。
安定した平和な時代が多いと言われており、日本の歴史では約800年頃の平安時代や1600年頃の江戸時代にあたります。
平安時代は絵画や和歌などの芸術に情熱が注がれ、日本文化の基礎が築かれた時代ですが
その一方で、貴族中心の権力が支配する時代でもありました。
また、1600年には天下の分け目と言われる「関ケ原の戦い」に徳川家康が勝利し、長く続いた「戦国時代」が幕を閉じます。
そして、約260年間も平和な時代をもたらしたと言われる江戸(徳川)幕府が始まります。
徳川家康は大名と主従関係を結び、幕府を頂点とした統治機関を作ることで社会を形成しました。
この時に米などを納めさせて年貢とする石高制や、職分の区分けによる身分制度など、様々な法や制度が作られました。
日本では近代もまだ続いている縦社会や、政権の基礎が確立された時代です。
地(土)の時代
星座:おうし座・乙女座・山羊座 時期:紀元 1000年~1200年頃、1800年~2000年頃 歴史:院政期、江戸時代後期~昭和時代 特徴:建設的な力、危険か安全か、物質的、学歴主義、上下関係 |
「地の時代」の特徴は、物質的なものが重視される社会です。
目に見える資産形成に価値が置かれ、建設的な発展を遂げた時代です。日本の歴史では約1000年頃から始まる院政期や1800年頃の江戸時代後期以降に当たります。
院政期は、貴族勢力が衰退し武士勢力が伸長するという過渡期に位置しています。
文化の面でも歴史物語や絵巻物、田楽や猿楽が流行り、貴族だけではなく武士や庶民の姿に関心が置かれています。
また、浄土教思想が広まり、各地に阿弥陀堂が建築されました。
1800年には産業革命が起こり、武力が支配していた時代が終わって資本主義の時代に移ります。
明治維新以降の日本は急速な近代化を進め、わずか20数年で鉄道や電話、郵便といったインフラを整備し、綿糸や生糸の大量生産・大量輸出を始めたそうです。
経済の発展により貧富の差も生まれ、学歴による上下関係が作られるようになりました。
規律や組織の伝統を守るために、我慢や根性が大切とされた時代です。
風の時代
星座:双子座・天秤座・水瓶座 時期:約1200年~1400年、約2000年~2200年 歴史:鎌倉幕府、平成~(IT革命、情報化社会) 特徴:革新的な力、理論的、思考力、情報、横の意識 |
「風の時代」の特徴は、情報や知識など形のないものが重視される社会です。
共感力やコミュニケーション能力に価値が置かれ、情報が飛び交い、軽やかで迅速に物事が進む時代です。
日本の歴史では約1200年頃から始まる鎌倉幕府や、2000年頃の平成、IT革命以降の時代に当たります。
鎌倉幕府は源頼朝が征夷大将軍となり開いた初めての武家政権ですが、将軍と家来が今のサラリーマンのように幕府に仕える代わりに給料が貰える「御家人制度」というギブ&テイクの制度が特徴的です。
また、「御成敗式目」という武士の行動模範を定めた法律のようなものも作られました。
1990年代後半から日本では、IT革命が起こります。パソコン や インターネット 、 携帯電話などの情報処理および通信機器が急激に普及しました。それに伴い経済や生活、教育も大きく変化しています。
生まれや学歴に関係なく個人の自由が尊重され、多様性を認める社会となってきました。
我慢や根性より、自分らしさが大切とされています。
風の時代の過ごし方
軽やかで迅速に物事が進む
一つ前の「地の時代」で現実化するまでに1ヶ月掛かっていたことが、「風の時代」では1日で叶うと言われています。
ですので、ネガティブなことを考えているとそれも直ぐ現実化してしまいます。
ポジティブな思考を持ち、自分の叶えたいこと、なりたい姿、幸せな未来を想像すると良いでしょう。
引き寄せの法則が働く
自分と同じ波動(周波数)を持つ人としか交流が出来なくなってくると言われています。
近くに住んでいる人でも、波動に差があると不思議と会わなくなるそうです。
自分の周りにどんな人が集まっているか、写し鏡のように自分自身の姿を現します。
いつも笑顔で人に親切にしていれば、いつも笑顔で親切な人が集まって来るでしょう。
「魂のご縁」で紹介した ツインレイ や ツインフレーム とも周波数が近いため、以前と比べて出逢い易くなっています。
自分らしさが求められる
自由で多様性に富んだ社会の中で、物や形に囚われない柔軟性やが必要です。
縦社会から横繋がりの社会に移るため、誰かの指示に従っている方が楽なタイプの人には、生きにくい世の中となっていきます。
自分の意思を持ち、自由に自分のやりたいことをやって生活したい。そんな人が増え、活躍していきます。
数多い情報の中から、自分が好きなこと・楽しいこと・成長に繋がることを選択すると、成功していくでしょう。
まとめと一言メモ
●迅速に物事が進む
⇒ 常にポジティブ思考で
ついネガティブなことを考えた時は、3秒ルールで打ち消そう!
●引き寄せの法則が働く
⇒ いつも笑顔で親切に
まずは自分が周囲の人へ、思いやりの言動をしよう!
●自分らしさを求められる
⇒ 好きなこと、楽しいことが成功の鍵
わくわくやドキドキ、気持ちが惹かれる方へ進もう!
(気持ちが進まない時は、断る勇気も必要だよ。)
新しい時代に突入したばかりで世の中の変化に付いて行くのも大変ですが
風のように気持ちを楽~に、流れに身を任せてみると良いかも知れません。🍃
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最後までお読み頂き、ありがとうございます。
一人でも多くの方が自分らしく輝やき
そして、心からの願いを叶えられますように。
幸せ案内人~Shiho~