イングリッシュガーデンの修景用としても人気の高いつる植物のクレマチスは、キンポウゲ科センニンソウ属の多年草です。
「慢性植物の女王」とも言われ、大輪の花びらが並ぶ姿はとても見応えがありますね。
【名前の由来】
Clematis(クレマチス)は、ギリシア語のKlema(植物のツル)を語源とし、ツルで纏わりつく性質に由来しています。
【種類】
大きく分けると、下記3種類に分類されます。
- 昨年伸びたツルの先に花を咲かせる旧枝咲き(モンタナ系、パテンス系など)
- 春に新枝を伸ばし花を咲かせる新枝咲き(ビチセラ系、ジャックマニー系など)
- どちらの枝にも花が咲く新旧両枝咲き(フロリダ系、ラヌギノーサ系など)
【花ことば】
精神の美、創意工夫、策略、甘い束縛
カザグルマ(飛竜)
パテンス八重系、旧枝咲きの品種です。
H・F・ヤング
ラヌギノーサ系、新旧両枝咲きの品種です。
ハイド・ホール
パテンス系、旧枝咲きの品種です。
アンナ・キャロライン
パテンス系、新旧両枝咲きの品種です。
※何れもShiho自宅の庭にて撮影