皆さんは子供に対して「どうしてこの子はこうなんだろう?」とか「何度言っても言うことを聞かない!」とイライラしたことはありますか?
子供のためを思って言っているのに、このままで大丈夫だろうか?と、心配になることもあると思います。
そんな時、素粒子のお話を思い出してみて下さい。
量子力学的にみると私達はみんな素粒子でできていて、感情として発した電磁波は、そのまま周囲にも染ってしまいます。
また、自分が「観測したもの」が「実現化」しているのでしたね。
この仕組みを子育てや教育に応用することで、子供が才能を伸ばし、自分の力を充分に発揮できるようになりますよ。
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やさしく解説、誰でもわかる素粒子のお話し↓↓↓
▶もうイライラしない!/素粒子を知って「幸せ体質」になる
観測によって天才にも鈍才にもなる
観測の仕方を変えて「ダメな子」から「天才」に変わった子のお話を紹介します。
じっと座っていられないタカシ君
じっと席に座っていられず、教室で暴れまくってしまうタカシ君(仮名)という男の子がいました。
子供を観察する
タカシ君のお母さんは、タカシ君がじっとしていられない事に困っていました。タカシ君は何かをしていても直ぐに興味が削がれ、あっちこっちに行ってしまいます。
算数の授業は15分も集中できません。ですがタカシ君をよく見ていると、ある ” 天才の要素 ” がありました。
手のひらサイズの積み木でボールを作るようなものを渡したところ、わずか15分でパパッと6種類も作ってしまったのです。
それは、大人でも説明図を見ないと作れないような、少し難しいおもちゃでした。
観測を変える
お母さんは、タカシ君を「じっと座っていられない子」という観測をしています。そのためタカシ君は「暴れまくるダメな子」で存在していました。
この観測を「興味のあることに行動的で天才性がある」という観測に変更します。
すると、少しずつタカシ君の天才性が現れてきたのです。
観測が実現化
「すごいね!」と良い面を次々に観測していくと、タカシ君は面白いほど伸びてきて、いつの間にか暴れることもなくなりました。
算数検定も一学年上のものを受けさせても5分で完了し、しかも全問正解!残った時間で気になったことをしていたそうです。
タカシ君も自分の能力の出し方がわからず、イライラしていたのでしょう。周波数のチューニングが合わず、ラジオにノイズが入ったような状態になっていました。
このイライラとお母さんが観測していた「暴れるHz」が同調して、暴れまくっていたようです。
ところが「天才Hz」で観測してあげると、本来の天才性がその周波数で同調し、才能が開花したのですね。
このように、親が「子供のどの部分を観測するか?」が、子供の成長にも影響していきます。
今すぐ実践「おかげで変換」
子育てをしていると、自分の思うようにいかない現実を日々目の当たりにすると思います。
特に小さなお子様がいる場合、子供の対応に時間が割かれ、予定通りにことが進みません。
そんな時、つい子供を責めたり、自分を責めてしまいがちですが「責め」は周波数を下げる行為です。
では、一体どうしたら良いでしょうか?
能力開発塾「開華」の設立者、村松大輔さんは、こんな時「おかげで変換」を推奨しています。
やってみよう、おかげで変換
子供がぐずる、物をこぼす、服を汚す、あれもこれも欲しがる… そして、その対応に追われて遅刻や買い忘れをしてしまった時
「子供が○○をしたせいで」から「子供が○○したおかげで」に変換してみるとこうなります。
- ぐずったおかげで、時間をとって子供と触れ合うことができた。
- ものをこぼすおかげで、工夫する力がついた。
- あれもこれも欲しがるおかげで、物のありがたみを一緒に考えることができた。
「おかげ」の文章になっていれば上記以外の変換でも大丈夫です。
「おかげで」に変換すると、全てがポジティブな結果に早変わりします。
変換のコツは命に係わることや、人を傷つけること、法律を犯すことなどの危険事項以外は許容する。
それも有りだなと、ものごとを柔軟に受け止めることです。
松下幸之助さんの例
この「おかげで変換」は、経営の神様と言われる松下幸之助さんが得意だったそうです。
松下さんは小学校4年生で丁稚奉公に出されます。家が貧しく、そして病気がちだったとのことですが、それでも一代で松下電機産業(パナソニック)を築き上げられました。
そんな松下さんは「自分が経営で成功した理由は3つある」と語っています。
①家が貧乏だったおかげで、物を大切にできた。
②学歴がなかったおかげで、人になんでも聞けた。
③病気がちだったおかげで、人に任せて人が育った。
どれも、多くの人が「不成功の理由」にしがちなことですね。
ご本人は量子力学も周波数も意識されていなかったと思われますが、こうした考えが松下さんの周波数を上げていたのでしょう。
周囲も変わる「褒め」の力
「褒めて伸ばす」という言葉があるように、子育てや教育には「褒め」を取り入れることが重要です。
私達はつい「それはダメ!」とダメ出しを使ってしまいます。
ですが「ダメ」を観測することは周波数を下げ、「ダメ」を実現化してしまうのです。
褒めて育てられた子供
親から褒められた子供は、そのことを自分の長所だと捉えます。
「自分はこうなんだ」「これが得意だ」と思い込むことで、どんどんその長所を伸ばしていきます。
そして、子供は周りから喜ばれることがとても大好きです。
「親が喜んでくれた」「笑ってくれた」「自分が役に立てた」それだけで充分に嬉しいのです。
子供が何かをできた時、何かをしてくれた時、笑顔で喜び、そして褒めてあげましょう。
但し、子供を褒める時に注意しなければならない点があります。
これは本当にあるお話ですが、実際の容姿とは関係なく「可愛い」と言われて育った子は「自分は可愛い」と思っており、「不細工」と言われて育った子は「自分は不細工だ」と思っています。
「○○ちゃんは凄いね」と褒めていると「自分は凄いんだ!」と、幼児的全能感を持って大人になってしまう恐れがあるのです。
なので子供を褒める時は「○○を頑張っていて凄いね」「○○ができて凄いね」と、どういった所が良いのか具体的に伝えるようにしましょう。
自分褒めを習慣にする
今の人生が上手くいっていない人ほど、自分を褒めるのが苦手だと言います。
「自分を低く見積もるクセ」や「自分を責めるクセ」が付いてしまっているのです。
そして、そういった方は子供や部下に対しても「ダメ」を観測してしまいがちです。
不思議なことに「全部自分が悪いんだ」という周波数を観測すると、周囲の人からも責められるということが起こります。
「おかげで変換」ができた時、子供や部下を褒めることが出来た時、ぜひ自分のことも褒めてあげて下さい。
自分褒めができると、周囲を認め、周囲からも認められる周波数の世界が実現化していきます。
まとめ
如何でしたか?
「おかげで変換」や「褒め言葉」を使うと、子供の自己肯定感が高まり笑顔になります。
自分の良さがわかると、子供は水を得た魚のようにイキイキと力を発揮します。
大人の価値観で子供をレールに乗せるのではなく、まずは子供の長所を伸ばすこと。
それがどう社会に役立てられるかは、後から一緒に考えていけば良いのです。
ゲームが好きなら、ゲームを開発する仕事に就いても良いでしょう。
親が子の特徴をいかにポジティブに捉えるかがカギです。
そして、子供だけではなく自分も一緒に褒めることで、お互いが笑顔になる「幸せ子育て」が身について行きますよ。
最期に、この投稿に紹介した「タカシ君」や「松下幸之助さん」の例は、村松大輔さん著作、サンマーク出版の ” 現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則 ”
という本に載っていたお話です。この本は私のお気に入りの一冊ですが、村松さんは他にも量子力学的に人生を捉えた参考本を多数執筆されています。
皆さんにも是非、おすすめです。
Amazon.co.jp: 現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則 : 村松大輔: 本