桜は国の天然記念物にも指定されており、日本文化に馴染みの深い花ですが、実はヒマラヤに2万5000年前の化石が見つかり、ヒマラヤが原産と考えられています。
桜は、バラ科サクラ亜科サクラ属の落葉高木、または低木です。
日本ではヤマザクラ、オオヤマザクラ、オオシマザクラ、カスミザクラ、ミヤマザクラ、エドヒガン、チョウジザクラ、マメザクラ、タカネザクラ、クマノザクラの10種を基本にして、変種を合わせると100種以上の桜が自生しているそうです。
一重咲きや八重咲き、枝垂れ咲きなど、品種によっても姿が異なり、其々の趣を楽しむことができます。
【名前の由来】
桜の名前の由来は諸説あり、どれが正しい由来なのか確定出来ていないそうです。
- 古事記や日本書紀に登場する「木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)」が由来とする説。
- 「さ」は稲の精霊、「くら」は稲の精霊が降臨する場所を指す古語で、このふたつが組み合わさって「さくら」となった説。
- 小さな花が一斉に花開く様子「咲き群がる」から付いたとされる説。
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花が麗うららかに咲く様子「咲麗(さきうら)」から付いたとされる説。
などなど… 様々な意味が組み合わされて、付いた名なのかも知れませんね。
【花ことば】
全般的には「精神の美」「優美な女性」
花の種類によっても、花言葉が異なります。
◎ソメイヨシノ=純潔、優れた美人 ◎八重桜=豊かな教養、しとやか ◎枝垂れ桜=優美 ◎寒桜=気まぐれ、あなたに微笑む |
桜を見る時には、ぜひ花言葉も楽しんでみて下さい。
2024年4月
「Ark館ヶ森」
八重咲の関山桜(カンザンザクラ)が綺麗に咲いていました。
「第一小学校」
額の基部がぽっこり丸いので、エドヒガンかと思われます。
「農業短期大学」
ガクの基部が少しシュッとしている桜なので、ソメイヨシノと思われます。
桜並木がとれも美しいです。
「立町神社」
とっても可愛い神社を見つけました。
この桜もソメイヨシノだと思われます。